COVID-19の年齢別致死率は??

皆さんどうもこんにちは
理系リーマンのくーたです。

新型コロナウイルスの収束が中々見えません。
最近では芸能人の志村けんさんがコロナウイルスの感染により亡くなりました。
世間ではショックを受けた方も多かったようで志村さんの人望を感じました。
私も小さい頃はバカ殿などよく見てましたので、なんだか寂しく思います。


TVで感染者数や死者数が発表されておりますが、年齢別の致死率はどうなっているのでしょうか?
下記の論文にイタリアと中国の年齢別致死率が分かりやすくまとめられたものを見つけたので簡単に紹介します。
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2763667





国によって状況が大きく異なるので一概に日本に当てはめることはできないと思いますが、イタリアの80歳以上の致死率はなんと20%超えています。
一方で50歳未満の方はイタリアおよび中国の両国で致死率は0.4%以下となっています。
ニュースで見る死者数は大方高齢者であることが分かります。

また、イタリアと中国で全体の致死率が大きく異なっています。
イタリアでは7.2%(1625death/22512 cases)、中国では2.3%となっております。

論文中では致死率の違いについて以下のように考察されています。

高齢者の割合
イタリアは2019年度で65歳以上が約23%を占める超高齢化社会です。日本も似たようなものですね。
70歳以上の患者割合はイタリアが37.6%に対し、中国では11.9%です。
ただ、上記票の80歳以上の致死率がイタリアと中国で大きく異なっておりますが、これについては理由は分かりません。


CDVID-19関連死亡の定義
国によって定義が曖昧であり、併存疾患で亡くなったれいもあるかもしれず致死率が過剰評価になっている可能性もあります。


検査戦略の違い
イタリアでは2/25まで有症状/無症状かかわらず検査をしていましたが、それ以降は入院が必要な重症状患者に検査を絞りました。その結果として陽性率が3/14時点で19.3%(21157/10970)と高く、そして致命率の上昇につながった可能性があります。





高齢者の方はもちろん、若い方も感染リスクを減らすように日常の生活にきをつけていきましょう!!

それでは今日はこの辺で
アデューーーー




コメント

このブログの人気の投稿

【投資の勉強】投資期間別の株式投資の年率平均収益率

ABC予想の証明という偉業が達成された模様

積立NISAの今後の期待